ブランド食器の高額買取を実現するには、付属品を揃えたり状態をきれいにしたりすることが大切です。買取業者によってはバラバラでも買取可能なこともあるため、まずは査定を依頼しましょう。今回は、高価買取のポイントとおすすめの売却方法をご紹介します。
ブランド食器は高額買取が狙える品目の1つです。とくにマイセンやコペンハーゲンといった世界的に名高いブランドは需要があり、食器の状態や付属品の有無によってより高く売れる可能性を持っています。
しかし「バラバラの食器は買取できない」「未使用品でないと買取額がつかない」と諦めている方も多いのではないでしょうか。本記事では、ブランド食器を高額買取するためのポイントと、おすすめの売却方法をご紹介します。
ブランド食器を高く売るために知っておきたい基礎知識
ブランド食器は、世界的に人気のあるブランドが高く売れる傾向にあります。
需要の高いブランドや買取可能な食器の種類を知って、高額買取を目指しましょう。
買取できるブランド食器の種類
買取業者で買取可能なブランド食器は、次のようなものがあります。
● 洋食器
● 和食器
● カトラリー(スプーンやフォーク、ナイフなど)
● グラスウェア
● フィギュリン(陶器の人形)
需要が高いブランドというと洋食器ブランドを思い浮かべますが、和食器も高額買取の可能性を十分に持ち合わせています。希少性はもちろんのこと、繊細な技巧により「伝統工芸品」「骨董品」としての価値があり、かつ作家名が器に刻印されているものは、十万円以上の高額買取になることも珍しくありません。
また、家の中を整理していて「ブランド食器かどうかわからない」というカップなどが出てきたら、まず裏や側面をチェックしてください。バックスタンプと呼ばれるブランドの刻印があれば、ブランド食器として判断できるでしょう。
ただし、年代によってバックスタンプの有無や、そもそも刻印がないシリーズも存在します。ブランド食器か判断を迷ったときは、買取業者に依頼をしましょう。
高価買取されやすい人気食器ブランド
高価買取傾向にある人気食器ブランドをご紹介します。
引き出物や贈答品で贈られることが多いブランドたちです。家のどこかで眠っている可能性もあるため、思い当たる方はぜひ探してみてください。
バカラ
バカラは250年以上の歴史をもつ、伝統と確かな技巧で世界に名を馳せる高級クリスタルブランドです。厳格な品質基準を設けており、常に最高の製品を世に贈り続けています。
バカラの代表作「アルクール」や「コンコルド」は安定的な買取額を誇り、その他のシリーズもブランド力から一定以上の高価買取が実現するでしょう。1930年代以前に製造された「オールドバカラ」は、アンティーク価値を有します。相続や遺品整理、贈答品などで手元にあれば、ぜひ査定へ出してみましょう。
ウェッジウッド
ウェッジウッドは1759年創業の陶磁器ブランド。創業者は「イギリス陶芸の父」とも呼ばれており、新しい陶芸技術の開拓によりイギリスの陶磁器産業に大きく貢献しました。
可愛らしい絵柄の「ワイルドストロベリー」や優雅な印象をテーブルに表現する「ジャスパー」、ウェッジウッドシリーズの高級ライン「コロンビア」など、多くのシリーズが高価買取の対象となるブランドです。
ロイヤルコペンハーゲン
デンマークが誇る名窯・ロイヤルコペンハーゲン。「コペンハーゲンブルー」と呼ばれる独特の青色が特徴的で、真っ白な磁器に手描きで施される深く澄んだ青色は、神秘的な美しさを持ちます。
「デンマークの至宝」とまで言わしめた「フローラダニカ」は、ロイヤルコペンハーゲンの高級シリーズです。査定に出せば使用品でも買取ってくれる可能性が高く、思わぬ買取額がつくこともあるでしょう。またコペンハーゲンブルーが表現された「ブルーフルーテッド」も高価買取対象です。
マイセン
2本の双剣が交差するブランドマークで有名なマイセンは、300年以上の歴史を誇る名窯です。陶磁器産業のなかでも最高峰を誇り、お祝いごとなどの贈答品で手元にあるという方も多いのではないでしょうか。
「ブルーオニオン」は、中国の技法を活用した伝統的なデザインで、コレクターからも注目を集めるシリーズ。また、金彩が施されているフォームシリーズも人気です。マイセンほど古い歴史を持つブランドの価値を見抜くには、専門知識が必要なこともあります。そのためリサイクルショップではなく、ブランド買取なども行う買取業者への査定がおすすめです。
ブランド食器を高価買取するための4つのコツ
ブランド食器をより高額で手放すには、次のコツを試してみてください。
● 付属品を揃えて売却する
● セット商品はまとめて売却する
● 売却時期を見極める
● できるだけきれいな状態にする
1つずつ解説します。
付属品を揃えて売却する
ブランド食器の外箱や説明書など、当初付属していたものも揃えて売却すると、査定額アップの可能性が高まります。食器として使用する分には、付属品は大きな意味を持たずスペースを取るため、破棄をする方も多いでしょう。
しかし、売却時には真正品としての証明や保管状態のよさを示すことにつながり、ブランド食器の価値を高める要素になるため、できるだけ破棄をせず保管しておくことがおすすめです。
セット商品はまとめて売却する
査定へ出す食器がもともとセット商品であれば、まとめて売却したほうが高価な買取額が提示されます。セットで使用したい方は、ティーセットなどすでに揃っている商品を選ぶ傾向が強いためです。
セット商品だったかわからない、という方は査定士に直接相談することも検討しましょう。もし「これはセット商品です。ご自宅に似たような食器はありませんか?」と問われたら、一度自宅を探してみましょう。出張買取ではすぐに確認できるため、積極的に相談してみてください。
売却時期を見極める
ブランド食器は、早めに売却すれば高額査定につながるわけではありません。むしろ、年月を経て希少価値が高まるケースも多くあります。
ただし、シーズン限定品や毎年新作が発表されるアイテムは例外です。高く売りたい場合は、できるだけ新作が発売される前に手放しましょう。
季節性のあるブランド食器であれば、イベントに合わせて売却すると通常より高額な買取額がつきます。クリスマス・お正月などは食器に特徴があり需要が高まるため、売却のタイミングとして狙い目です。
できるだけきれいな状態にする
きれいな状態のブランド食器は、査定員に好印象を与えるとともに、清掃などの手間を省けるため、査定のプラスポイントとなり得ます。使用品や、未使用だけれど食器棚で保管していたという食器は、汚れやほこりが付着していることもあり、査定前に状態をよく確認しておくとよいでしょう。
箱に入れて大切に保管していたブランド食器であっても、一度確認しておくことをおすすめします。
ブランド食器を売る4つの方法|特徴とポイントを解説
高額で売却できるブランド食器を手放すには、どのような方法がベストといえるのでしょうか?まずは売却方法の候補を見ていきましょう。
● フリマアプリ
● 地域コミュニティ
● リサイクルショップ
● 買取業者
それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説します。
フリマアプリ
フリマアプリは不用品の価格を自分で設定でき、取引が成立すれば高額で手放せる売却方法です。出品者・購入者との間で直接やり取りができ、価格校交渉やほかに出品している商品とのまとめ売りも可能です。
ただしフリマアプリは個人間の取引になるため、トラブルに発展することが多々あります。例えば、「出品情報にはない傷や汚れがある」「発送が遅い」「届いているはずなのに受取評価してもらえず、取引が完了しない」など、そのケースはさまざま。
とくに繊細なブランド食器であれば、破損トラブルが容易に想定されます。また「思っていた色と違う」といわれれば、返品を求める購入者もいるかもしれません。当事者間での解決が基本となるため、大切なブランド食器であればフリマアプリの利用は向かないといえるでしょう。
地域コミュニティ
地域コミュニティは、SNSや掲示板を通して直接不用品の受け渡しを行う売却方法です。大型商品や、捨てるにはもったいないものを次の人へ譲るときに使われるケースが多くあります。
高額売却できる方法というよりも、地域で手軽にリサイクルできる方法となるため、ブランド食器を高く手放したい方にとっては最適な選択とはいえないでしょう。また、ブランド食器の価値を理解している購入者が見つかりにくく、本来の価値よりも低価格での取引になるケースも想定されます。
さらに近隣住民と対面式の取引になることが多く、トラブルが発生した際は常に不安がつきまとうこともある売却方法です。
リサイクルショップ
リサイクルショップは幅広い品目の買取に対応しており、多くのものをまとめて処分したいときに便利な売却方法です。断捨離や大掃除の際、出てきた不用品の処分に利用したことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし対応するスタッフが査定に不慣れな場合、ブランド食器の価値の見極めや、市場価値の正確な反映などは少し難しい部分もあるでしょう。また、店舗の在庫状況や販売スペースの都合により、買取金額が大きく変動する傾向にあります。
高額買取よりも手早く処分したいときや、身近のリサイクルショップでさまざまな品目を処分したいときに向いている方法といえます。
買取業者
トラブルなく高額買取を実現するなら、買取業者がおすすめです。豊富な専門知識や買取経験をもとにスタッフが査定を行い、商品の希少性や市場価値を適切に評価します。また買取業者は国内だけでなく世界にも販路を持っていることが多く、ブランド食器を買取っても高く売却できる環境が整っています。
とくに自宅での査定が可能な出張買取サービスは、梱包や持ち運びによる破損リスクを避けられる大きなメリットがあります。複数の商品をまとめて売却する場合も、一度の訪問で完結できる便利さを感じられるでしょう。
ただし、近年悪徳な出張買取業者が増えつつあるため、信頼できる業者選びが重要です。
信頼できる買取業者を選ぶときの注意点
信頼できる買取業者を選ぶときは、次の3つのポイントを確認しましょう。
● 口コミが高評価か:具体的な口コミを参考にし、事前に買取業者の評価を把握しておく
● 古物商許可証を取得しているか:古物営業法に基づく公的な許可を持っており、違法業者ではないかを確認する
● 明確な取引条件を提示しているか:手数料・キャンセル料・支払い方法など、取引条件や費用が明示されているか確認
悪質な買取業者は、古物商許可証を取得しておらず、さまざまな名目で手数料を取ろうとする傾向にあります。これらのポイントに気を付け、ブランド食器を信頼できる買取業者のもとで売却しましょう。
ブランド食器を売るなら出張買取で破損リスクを防ごう
買取業者は店頭・宅配・出張の3つの買取方法があります。なかでもブランド食器を売る場合は、破損リスクが少ない出張買取がおすすめです。店頭や宅配買取は運搬が必須となり、繊細な食器を運ぶにはリスクが高い方法といえます。
また、査定時に「これも売れる?」と追加で相談しやすく、あとから売却したい商品が見つかった場合でも柔軟に対応してもらえます。大切なブランド食器を安全に、かつ効率的に売却したい方は、ぜひ出張買取の利用を検討してみましょう。
RENECTならバラバラでもOK!
ブランド食器の買取は、セットでの買取しか受け付けていない業者が多く存在します。「バラバラだから」「セットが揃っていないから」と買取を断られてしまうことも少なくありません。
しかし、RENECTではバラバラの状態でも買取可能です。プレートだけ、カップだけといった単品でも、しっかりと価値を評価させていただきます。また、「未使用品でないと買取できない」という条件もありません。使用済みの食器でも、状態を丁寧に確認した上で適切な査定額を提示いたします。
RENECTは出張専門買取業者です。出張買取は自宅で取引が完結するため、「多くのブランド食器を売却したい」「ほかの商品も一緒に査定してほしい」といった場合にも、ぜひご利用ください。
まとめ
ブランド食器は中古市場でも需要が高く、高額買取が実現する品目です。より高く売りたい場合は、付属品を揃えたりできるだけきれいな状態にしたりして査定を依頼しましょう。
ただしブランド食器であっても、ティーカップにソーサーがついていないと一客として数えられないなど、バラバラであると買取不可になることも珍しくありません。RENECTではバラバラであっても高額買取に対応しています。さらに、出張買取専門だからこそ、お客様の大切なブランド食器を安全に高価買取することが可能です。まずはお気軽にRENECTへご相談ください。
株式会社RENECT
住所:東京都 中央区 東日本橋 3-2-4
八光ビル3階
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