ブランド食器の買取について、査定額を左右する要素や高価買取されやすいブランドの特徴をご紹介します。ブランド食器の高価買取ポイントも把握して、高額取引を実現しましょう。
ブランド食器の買取では、世界的に評価が高く、長い歴史を持つブランドほど、高価買取が期待できます。マイセンやバカラ、ウェッジウッドなどの人気ブランド食器は、使用品でも高額査定の可能性は十分にあるでしょう。
今回は、高価買取が期待できる人気ブランドの特徴や、買取価格を左右するポイントをご紹介するとともに、各買取方法のメリット・デメリットについて詳しく解説します。
高価買取されやすいブランド食器の特徴とは?
ブランド食器のなかでも、とくに高価買取が期待できる商品には、いくつかの共通点があります。
1. 伝統と歴史がある一流ブランド食器
2. 世界的に評価が高いブランド食器
3. アンティーク価値が認められる食器
伝統と歴史がある一流ブランドは、確かな品質と芸術とまで言わしめる技巧が食器に備わっており、高値で取引されています。マイセンやウェッジウッドといった世界的に評価の高いブランドは、職人の手作業や独自の製法にこだわり、長年その価値を維持し続けているのです。
また、時間の経過とともに価値が上がるアンティーク価値も、買取価格を左右する重要な要素といえるでしょう。生産終了したシリーズや限定品は希少価値があり、年々買取価格が上昇する傾向にあります。
これらの特徴を持つブランド食器はその他の食器と異なり、柔軟な条件で買取が行われています。例えば、箱がない状態やセットの一部分が欠けている、また使用済みの食器も買取ってくれることが特徴です。
人気ブランド食器別の高価買取ポイント
具体的に高額買取が期待できる人気ブランド食器をご紹介します。
● バカラグラス
● ウェッジウッド
● マイセン
● ロイヤルコペンハーゲン
● ノリタケ
● 香蘭社
● たち吉
各特徴や歴史、高価買取される代表的なシリーズなどを見ていきましょう。
バカラグラス
フランスで創業されたバカラグラスは、250年以上の歴史を誇る高級クリスタルブランドです。製品の約3割は厳しい品質基準により、廃棄されるほどの徹底したこだわりを持っています。
人気が高いシリーズは、歴史を象徴する「アルクール」。六角形の特徴的なデザインを持つこのシリーズは、長年にわたり愛され続けているバカラの代表作です。また、金彩が施された「コンコルド」や、エッチングが美しい「ローハン」シリーズも、市場での需要が高く、高額査定が期待できます。
1930年以前に製造された「オールドバカラ」の価値も見逃せません。オールドバカラはブランドの刻印がないため、シールのみで真贋を判断する必要があり、経験豊富な査定士による鑑定が重要です。
マイセン
ヨーロッパで初めて白磁製造に成功したマイセンは、2本の剣が交差する「双剣マーク」で知られる高級磁器の最高峰です。17世紀末に誕生以来、一点一点手作りにこだわった制作を続けています。
マイセンでとくに人気が高いのは「ブルーオニオン」。伝統的なデザインから、世界中のコレクターから高い評価を得ています。また「ミッドサマーナイトドリーム」は、カップ&ソーサーのセット品であれば数万円の買取価格がつくことも。
マイセンは、手書きによる繊細な装飾技術が評価されており、まさに職人による一点ものであることに価値が見出されています。アンティーク品であれば、「骨董」としての価値も加わり、さらに高値での取引が期待できるでしょう。
ロイヤルコペンハーゲン
1775年にデンマークで誕生したロイヤルコペンハーゲンは、深みのある青色「コペンハーゲンブルー」で世界的に知られる名窯です。デンマーク王室の庇護のもと発展し、その証として3本の波と王冠をあしらった印章が各製品に刻まれています。
高価買取されやすいシリーズは「フローラダニカ」です。世界一豪華なディナーウェアとして知られ、数万円からの買取を実現しています。
またロイヤルコペンハーゲンを代表する「ブルーフルーテッド」は、プレイン、ハーフレース、フルレースなど繊細で美しいデザインが特徴です。特にフルレースは、近年の品薄状態により買取価格が高騰しています。
ノリタケ
日本初の本格的なメーカーとして世界に名を馳せたノリタケ。森村市左衛門が設立した日本陶器(現:ノリタケカンパニーリミテド)は、白色磁器の製造に挑戦し、繊細な絵付けと高度な技術で独自の地位を築き上げました。
ノリタケの人気シリーズは、2000年に生産終了となった「ダイヤモンドコレクション」です。白と青の上品なツートンカラーが特徴の「イナギュレーション」は、人気の高いデザインとして知られています。また「マスターピースコレクション」の一部の作品は10万円を超える買取価格がつくことも。
明治から第二次世界大戦前後にかけて製造された「オールドノリタケ」は、豪華な装飾から現代でも高い評価を受けています。
香蘭社
有田焼の伝統を受け継ぐ香蘭社は、1875年の創業以来、日本を代表する磁器メーカーとして世界的な評価を確立してきました。透明感のある白磁と繊細な絵付けを特徴とし、伝統技法を守りながらも、時代に合わせた食器を製造し続けています。
香蘭社の最高峰とも呼ばれる「栄左ヱ門」は、江戸時代から続く有田焼の絵付け技法を伝承した職人が再現したシリーズです。花瓶などもあり、数万円程度の買取額が期待できるでしょう。
買取価格を左右するポイントは4つ
ブランド食器の買取価格は、主に次のポイントが参考となります。
● 製造年代
● 状態
● 付属品の有無
● 需要と市場価値
それぞれのポイントを詳しく解説します。
製造年代
ブランド食器の製造年代は、買取価格を大きく左右する要素の1つ。デザインに特徴があるブランド食器は、現代のトレンドをとらえた新しい個体ほど高く売れる傾向にあります。
しかし、マイセンやバカラなどの「ブランド」自体に高い需要がある食器ブランドは、古いものほど高い価値が見出される可能性があります。「古い」というのは、生産終了・限定品による希少性を認められた個体を指し、コレクターからの需要も重なって高額査定が期待できるのです。
製品の状態
ブランド食器に限らず、個体の状態がきれいなほど査定員から高評価を得られます。ブランド食器では傷や欠け、ヒビ、くもりなどの損傷が少なく、美しい状態であることが大切です。
ただし、需要が低い一般的な食器は損傷があると買取不可になるケースも考えられます。食器のくもりや落ちる汚れであれば、きれいにしてから査定へ出すようにしましょう。
付属品の有無
ブランド食器の買取では、商品本体の状態だけでなく、箱や説明書などの付属品の有無も重要な査定ポイントです。付属品は、商品の真贋証明や製造年の特定に役立つだけでなく、コレクターにとっても大きな価値を持ちます。
また「ティーセット」「サラダセット」など、食器セットが欠けることなく揃っていれば、より高額な査定額が期待できるでしょう。
需要と市場価値
中古市場は需要と密接な関係にあり、ブランド食器においてはインテリアスタイルのトレンドによって買取価格が左右されることがあります。例えば、北欧スタイルが人気の時期はロイヤルコペンハーゲンの需要が高まり、クラシカルなスタイルが注目されると、マイセンやウェッジウッドの価値が上昇します。
また、季節イベントも一時的にブランド食器の価値を高める要因です。クリスマス向けのディナーセットや、おせち料理に映える和食器など、シーズン性の高い商品は、その時期に向けて買取価格が上昇する傾向にあります。
ブランド食器おすすめの買取方法は?
買取店でのブランド食器買取方法は、主に次の3つが一般的です。
● 店頭買取
● 宅配買取
● 出張買取
それぞれのメリットやデメリットから、ブランド食器を売るにはどの方法が適しているかを見ていきましょう。
店頭買取
メリット |
デメリット |
・その場で現金化ができる ・ほかの買取店と比較が行いやすい |
・持ち込みに手間がかかる ・店舗営業時間に来店が必要 ・査定の待ち時間が発生する ・破損リスクがある |
最も一般的な方法が、店頭へ不用品を持ち込む「店頭買取」です。即日現金化や各買取店との比較が容易な点に利点があり、高額買取が狙いやすい傾向にあります。しかし、運搬時の破損リスクや時間に制約がある点は、複数点売却したい方や忙しい方にとっては、利用しにくい方法といえるでしょう。
宅配買取
メリット |
デメリット |
・自宅で取引が完了する ・非対面で現金化できる ・全国の買取店が利用できる |
・梱包の手間が発生する ・破損リスクがある ・現金化まで時間を要する ・送料、返送料を考慮しなければならない |
宅配買取の大きなメリットは、非対面で取引が完了することです。日本全国の買取店が利用できるため、電話やメール、LINEなどで査定が可能であれば比較することも簡単です。
一方で、デメリットとして梱包の手間や送料の負担があり、入金までに時間がかかる点があります。特に食器の場合は、運送時の破損リスクも考慮する必要があります。
出張買取
メリット |
デメリット |
・自宅で取引が完了する ・複数まとめて売却できる ・その場で現金化ができる ・破損リスクがない |
・訪問時間や査定待ち時間の制約が発生する ・査定結果を断りづらい |
出張買取は、自宅に査定スタッフが直接訪問するため、大切な食器を持ち運ぶ手間も破損のリスクもありません。また、複数のブランド食器をまとめて査定できるため、効率的でその場で現金化も可能です。
デメリットは、時間の制約や査定結果に納得がいかない場合でも断りづらいという点が挙げられます。しかし、ブランド食器は繊細で重量もあることから、梱包や持ち運びのリスクを考えると、やはり出張買取がベストな選択といえます。セット品や複数点の売却を検討されている方には、最もおすすめの買取方法です。
ブランド食器買取のよくある質問
ブランド食器の買取利用時によくある質問へお答えします。
使用済みブランド食器は買取ってくれるの?
使用済みの食器は、ブランド食器であれば買取可能になるケースが多くあります。
対してノーブランドの食器は、箱に入っていないと「未使用品」と認められないため買取不可とする買取店もあり、ブランド食器よりも買取基準は厳しくなります。
査定額を事前に教えてもらうことはできる?
現在は電話やメール、LINEなどから、ブランド名、シリーズ名、製造年、商品の状態、付属品の有無などを伝えれば、おおよその査定額を提示してもらえます。
なお、実物を見る前の概算買取額であるため、実際は価格が上下することに注意しましょう。
まとめ
ブランド食器の高価買取は、世界的に需要があるブランドであるほど実現しやすくなっています。使用品や多少の傷があっても、ブランド価値があれば買取可能で、付属品が揃っているとさらに高額査定が期待できるでしょう。
大切なブランド食器を安全に売却するなら、破損リスクのない出張買取がおすすめです。眠っている食器を、ぜひこの機会に出張買取専門業者のRENECTで現金化してみてはいかがでしょうか。
株式会社RENECT
住所:東京都 中央区 東日本橋 3-2-4
八光ビル3階
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